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#173 株式会社ハートフルホーム 第50期決算 当期損益19百万円


札幌市清田区に本社を置き、住宅リフォームを手掛ける老舗工務店、株式会社ハートフルホームの第50期決算公告が掲載されましたので、その概要をピックアップします。

20200331_50_ハートフルホーム決算

第50期 決算のポイント(単位:千円)

資産合計: 385,654
負債合計: 170,483
純資産合計: 215,170
資本金: 15,000
利益剰余金: 200,170
当期純利益: 19,417


今回の決算では、当期純利益として19,417千円(約1,940万円)が計上されています。
資産合計は約3.8億円、負債合計は約1.7億円、純資産合計は約2.1億円です。自己資本比率は約55.8%と、安定した財務基盤を有していることがうかがえます。

事業内容と市場環境・今後の見通し(考察)

株式会社ハートフルホームは、ウェブサイトによると、北海道札幌市を拠点に住宅リフォーム事業を展開する工務店です。「建築技術の承継、成熟されたサービス、そしてお客様へより良い住宅リフォームの提供」を使命として掲げています。

 

市場環境(住宅リフォーム業界):

 住宅リフォーム市場は、新築住宅着工戸数の減少傾向や住宅ストックの老朽化を背景に、安定した需要が見込まれる分野です。特に、省エネルギー化・断熱改修、耐震補強、バリアフリー化といった性能向上リフォームや、ライフスタイルの変化に合わせた間取り変更、水回り設備の更新などのニーズは根強いものがあります。
 近年では、中古住宅を購入して自分好みにリノベーションする動きも活発化しています。また、DIYの人気も高まっていますが、専門的な知識や技術が必要な大規模リフォームは依然としてプロの工務店の役割が重要です。
 一方で、資材価格の高騰や職人不足、人件費の上昇といったコストアップ要因は、リフォーム業界にとっても課題となっています。


競合の状況:

 住宅リフォーム市場には、大手ハウスメーカーのリフォーム部門、リフォーム専門のチェーン店、地域の工務店設計事務所、さらには家電量販店やホームセンターなども参入しており、競争は多岐にわたります。同社のような地域密着型の工務店にとっては、長年の実績と信頼、施工品質の高さ、顧客の要望に細やかに応える提案力、そしてアフターサービスの充実などが競争力の源泉となります。


今後の市場見通しと課題:

 高齢化社会の進展に伴い、バリアフリーリフォームやヒートショック対策としての断熱リフォームなどの需要は今後も増加すると予想されます。また、二世帯住宅化やテレワークスペースの確保といった新しい生活様式に対応するリフォームも注目されます。
 環境意識の高まりから、省エネ性能を高めるリフォームや、太陽光発電システム、蓄電池の導入など、サステナブルな住まいづくりへの関心も高まっています。
 同社が当期純利益を確保していることは、地域での安定した受注と確かな施工力に支えられていることを示唆しています。創業60年という節目を控え、これまで培ってきた技術と信頼を基盤に、時代のニーズに合わせた新しいリフォーム提案や、若手技術者の育成、デジタル技術の活用(例:オンライン相談、施工管理の効率化など)にも取り組んでいくことが、持続的な成長のためには重要となるでしょう。札幌の地で長年にわたり住宅リフォームを手掛けてきた同社が、今後も地域住民の快適な住まいづくりにどのように貢献していくのか、その堅実な歩みに注目されます。

 

企業情報

企業名: 株式会社ハートフルホーム
所在地: 札幌市清田区北野1条2丁目6-2(公告より)
代表者: 代表取締役 渡邉 大輔(公告より)
事業内容: 一般住宅のリフォーム、増改築

www.heartfulhome.info

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