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#181 鹿島アントラーズ・エフ・シー 第34期決算 当期損益7百万円


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日本プロサッカーリーグJリーグ)の名門クラブ、「鹿島アントラーズ」を運営する株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーの第34期決算公告が掲載されましたので、その概要をピックアップします。

20250131_34_鹿島アントラーズ・エフ・シー決算

第34期 決算のハイライト(単位:百万円)

売上高: 7,200 (72億円)
営業利益: 75 (7,500万円)
経常利益: 38 (3,800万円)
当期純利益: 7 (700万円)


財務状況(貸借対照表より抜粋・単位:百万円)

資産合計: 5,271 (約52.7億円)
負債合計: 3,705 (約37億円)
純資産合計: 1,566 (約15.7億円)
資本金: 2,257
資本剰余金: 834
利益剰余金: ▲1,520

今回の決算では、売上高72億円に対し、当期純利益として7百万円(700万円)を確保しています。厳しい経営環境が続くJリーグクラブの中で黒字を達成しています。純資産は約15.7億円、自己資本比率は約29.8%となっています。

事業内容と市場環境・今後の見通し(考察)

株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーは、Jリーグ発足当初からのオリジナル10の一つであり、国内最多の主要タイトル獲得数を誇る名門プロサッカークラブ「鹿島アントラーズ」の運営会社です。主な事業収入は、スポンサー収入、入場料収入、Jリーグからの配分金、グッズ販売収入、アカデミー関連収入などです。2019年からは株式会社メルカリが経営権を取得し、新たな体制でのクラブ運営が行われています。

 

市場環境(Jリーグクラブ経営):

 Jリーグクラブの経営は、チーム成績による人気変動、観客動員数、スポンサー獲得状況、放映権料の動向などに大きく左右されます。近年は、デジタル技術を活用したファンエンゲージメントの強化や、スタジアムを中心とした事業展開(スタジアムグルメ、イベントなど)が重要性を増しています。
 地域密着を基本理念とするJリーグにおいて、ホームタウンの自治体、地域企業、そしてファン・サポーターとの強固な連携はクラブ存立の基盤です。鹿島アントラーズも、鹿行地域を中心に地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。
 若手選手の育成(アカデミー)とトップチームへの輩出、そして選手の移籍に関わるビジネスも、クラブの財政面と競技面双方において重要な要素です。


競合の状況:

 Jリーグ内での各クラブとのリーグ戦における競争に加え、他のプロスポーツやエンターテインメントとの間でのファンやスポンサーの獲得競争があります。
 「常勝軍団」としてのブランドイメージ、熱心なサポーター、そして育成組織の充実は鹿島アントラーズの大きな強みです。


今後の市場見通しと課題:

 同社が当期純利益を確保したことは、親会社であるメルカリとの連携による経営効率化や新たな収益機会の創出、そして安定したスポンサー収入や観客動員などが寄与したものと考えられます。
 今後はさらなるチーム強化によるタイトル獲得、ファンベースの拡大(特に若年層や新規ファンの獲得)、そしてスタジアムを中心とした体験価値の向上が求められます。
 デジタル戦略の推進(クラブ公式アプリ、SNS活用、オンライングッズ販売など)や、グローバルな視点でのブランド展開(アジア市場などへのアプローチ)も、クラブの成長にとって重要な要素となるでしょう。
 親会社であるメルカリが持つIT技術マーケティングノウハウを、クラブ運営にどのように活かしていくのかも注目されます。
 Jリーグ屈指の名門クラブである鹿島アントラーズが、伝統と革新を融合させ、ピッチ内外でどのような成功を収めていくのか、そして地域社会にどのような価値を提供し続けるのか、今後のさらなる飛躍が期待されます。

 

企業情報

企業名: 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー
所在地: 茨城県鹿嶋市大字粟生字東山2887番地(公告より)
代表者: 代表取締役 小泉 文明(公告より)
事業内容: プロサッカークラブ「鹿島アントラーズ」の運営、関連事業など

www.antlers.co.jp

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